会議録区分 本会議  会議録名称 平成24年 第2回定例会 第10日 
会議日 平成24年12月4日 火曜日

Warning: mysql_result(): Unable to jump to row 0 on MySQL result index 13 in D:\kaigiroku\read_detail_daihyo.phtml on line 144
質問
質問者:【】
次に、湖東総合病院についてお聞きいたします。
 一つ目は、改築のスケジュールについてであります。
 地域に根ざした病院の存続を願う湖東地域の方々の強い思いが、ようやく現実となりつつあります。私たち地域住民の声をしっかりと受けとめ、最初からぶれることなく事業を進めていただいた知事の熱意に、心から感謝申し上げます。
 さて、病院の改築事業は既に実施設計の段階に入っていると伺っておりますが、具体的な着工及び開院の時期について、まずはお聞かせください。
 また、開院後の円滑な運営に向けた支援体制の確保も極めて重要です。
 地域の中核的な病院である厚生連病院の改築については、従来から建設事業費に対する支援を行っておりますが、厚生連にとって、建設直後の数年間は負担が重くなることが予想されます。
 知事の英断でようやくここまで来たのですから、新病院の建設が厚生連の経営に足かせとなる事態は避けなければならないものであり、厚生連に対する県の支援体制について改めてお伺いいたします。
 二つ目は、医師確保の見通しについてであります。
 湖東総合病院の医師確保については、さきの第1回定例会において、「来年までには秋田大学から2名の医師が派遣されるめどが立ったほか、4月から秋田組合総合病院と湖東総合病院を研修の場とする、総合診療・家庭医養成プログラムが研修医2名によりスタートした」との知事の説明を聞き、安堵したところでありますが、その後の取り組みや進捗状況はいかがでしょうか。新病院開院後の円滑な運営に十分な医師が確保される見通しがついたものでしょうか。
 また、医師不足問題が簡単に解決しないことは理解しておりますが、2年越しで策定した「医師不足・偏在改善計画」がこのたびまとまりました。
 行政、大学、医療機関、住民がそれぞれ役割分担をしながら、連携して医師不足の解消等に取り組む計画ですが、その中で、湖東総合病院のような地域の病院の医師確保に役立つ対策があれば、必要な予算を盛り込み、積極的に対応していくべきと思いますが、知事はどのようにお考えでしょうか、あわせて伺います。
 三つ目は、湖東総合病院の医療機能を生かした在宅医療の推進であります。
 今後、本県では、ひとり暮らし世帯や夫婦のみ世帯の増加が進む一方で、若い方々が急激に減少し、家庭における介護力はますます低下していくものと予想されますが、高齢者の介護においては、医療のサポートも欠かせません。
 また、終末期に関する国の調査では、6割以上の国民が自宅で療養したいと答えております。
 こうした状況の中、湖東総合病院は、みずから積極的に在宅医療を進めてきましたが、改築を契機として、病院の持つ医療機能を活用した県内におけるモデル的な取り組みをさらに進め、県としても支援を行うべきではないかと思いますが、知事の御所見を伺いたいと思います。
答弁
答弁者:【知事】
次に、湖東総合病院の改築スケジュールと支援体制についてであります。
 厚生連では、開院を平成26年5月と予定しており、来年3月の着工を目指して、現在、実施設計等の作業を進めているところであります。
 県といたしましては、病院の改築が厚生連全体の経営に影響を与えることがないよう、従来の補助に加え、無利子長期貸付や移転諸経費に対する補助率のかさ上げを行うこととしております。
 さらに、厚生連の自助努力を促すとともに、改築後の負担軽減を図るため、資産取得に係る繰延消費税に対する補助や既存の病院改築に係る借入金に対する利子補給のほか、地元町村と共同で病院の運営費に対する助成を行うこととしております。
 次に、医師確保の見通しについてでありますが、常勤医師については、秋田大学の協力を得て、本年4月に小児科医、9月には泌尿器科医がそれぞれ1名配置されております。
 また、秋田組合総合病院の総合診療・家庭医養成プログラムで研修している後期研修医も、湖東総合病院で外来の診療応援を行っているところであります。
 さらに、秋田大学では、来春に内科の常勤医1名を派遣することとしているほか、改築後の円滑な病棟再開に向けてさらなる増員を予定しておりますが、今後とも秋田大学と連携し、医師確保を強力に進めてまいります。
 このたび策定した「医師不足・偏在改善計画」においては、湖東総合病院の医師確保にもつながる若手医師の地域循環型キャリア形成システムの構築、県外からの後期研修医の募集活動の強化、自治医科大学卒業医師の定着促進、女性医師へのさらなる支援などをアクションプランに盛り込んでおり、今後これらの実施に係る予算化を図りながら、医師確保対策に鋭意取り組んでまいります。
 次に、医療機能についてであります。
 高齢化等の進展に伴い、在宅医療に対するニーズの増加と多様化が見込まれることから、退院支援、在宅における医療の確保、急変時への対応など、それぞれの地域で必要とする体制の構築を図ることがますます重要となっております。
 現在、湖東総合病院では、地域住民の要望に応え、介護施設や在宅への訪問診療等を行っておりますが、改築後は、医師配置の増加や入院診療の再開により、なお一層、在宅医療サービスの充実が図られるものと考えております。
 さらに、地元自治体も交えた協議を進め、地域の医療・介護・福祉の連携において指導的な役割を果たしながら、地域に根差した訪問による診療、リハビリテーション及び看護の包括的な在宅医療体制の構築が図られるよう支援してまいります。
ページトップへ