会議録区分 本会議  会議録名称 平成16年12月定例会 本会議 第2日 
会議日 平成16年12月6日 月曜日
質問
質問者:【津谷永光】
 次に、交通体系の整備について質問いたしますが、まず日本海沿岸東北自動車道について、お伺いいたします。
 日本海沿岸東北自動車道、いわゆる日沿道の整備につきましては、国、県、そして多くの関係者の御努力により事業進捗が図られていることに、感謝と敬意を表する次第であります。
 しかしながら、県北地区の二ツ井―大館間の整備がいまだに最もおくれております。平成十七年三月に合併を予定している大館市や北秋田市にとって、新たな発展と地域連携に欠かすことのできない重要な基盤施設であり、その一日も早い整備促進を当該地域の全住民が熱望しているところであります。また、北秋田地域は、知事の御案内のとおり、三次救急医療施設の六十分圏外であり、特にこれからの冬期間では積雪や路面凍結でさらに時間を要する上、危険な輸送を強いられます。観光による経済社会の発展を図るためにも、日沿道を初めとする道路整備の推進が重要であります。
 以上のことから、厳しい財政状況下ではありますが、日沿道の二ツ井―大館間の推進についての知事の御所見をお伺いいたします。
 また、大館能代空港のアクセスとして進められている主要地方道鷹巣川井堂川線中岱橋とその延伸である都市計画街路太田川口線の早期完成へ向けての見通しについてもお答えください。
 さらに、一般県道大館鷹巣線は、大館市根下戸新町を起点とし、同市真中地区を通り、鷹巣町松葉町を終点とする全長二十一・一キロメートルの県道であり、交通隘路の解消のため橋梁の新設や摩当地区内の道路改良が完成を見ましたが、田沢地区から大館市までの延長約七・四キロについては、土砂崩落等によりいまだ交通不能となっており、いわゆる幻の県道となっております。これから用地買収をし、事業着手に入る事業とは異なり、崩落箇所があるとはいえ、既に路盤はできているので、まるっきりの新規事業よりは数段経費もかからないと思いますし、国道七号の鷹巣―田代間の災害時におけるリダンダンシー、すなわち余裕確保のための代替道路としても重要であると考えます。日沿道の作業用道路としての整備手法も考えられないか、知事の御所見をお伺いいたします。
答弁
答弁者:【知事】
 四点目の北秋田地域の交通体系の整備についてでありますが、初めに日沿道の整備については、日沿道は県北地域の交流、医療、観光、産業の振興に欠かせない重要なツールであると考えております。
 二ツ井―大館間については、あきた北空港インターチェンジ―大館南インターチェンジ間が既に都市計画決定されており、この一部については大館西道路の延伸として事業が進められております。今後はこれに引き続き、あきた北空港まで早期に事業着手されるよう国に働きかけてまいります。
 二ツ井―あきた北空港間については、現在の情勢では着工に時間がかかることが予想されますので、当面は県道あきた北空港東西線や国道七号を活用したいと考えております。今後、この区間の計画策定については、国と十分な情報交換を行いながら取り組んでまいります。
 次に、中岱橋の整備についてでありますが、主要地方道鷹巣川井堂川線は大館能代空港へのアクセス道路であり、さらに合併支援道路として位置づけられていることから、重点的に整備を進めております。中岱橋については、平成二十一年度の完成に向けて努力してまいります。また、都市計画道路太田川口線につきましては、整備の方針等について、現在鷹巣町と協議を進めているところであります。
 次に、一般県道大館鷹巣線の整備についてでありますが、大館鷹巣線の交通不能区間である田沢地区と真中地区間七・四キロメートルについては、国道七号の代替路線として、昭和六十二年から三年間自衛隊に委託し、三メートルから四メートルの幅員で暫定施工したものであります。この区間の再整備については、近年の財政事情から早期の着工は困難と考えております。しかし、日沿道鷹巣―大館間の工事用道路として利用される可能性があることから、今後、整備の方策について国と協議してまいります。
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