会議録区分 本会議  会議録名称 平成17年 6月定例会 本会議 第1日 
会議日 平成17年6月15日 水曜日 
発言内容

議事日程第1号
  平成17年6月15日(水曜日)
  午前10時30分開会
第 1、会議録署名員決定の件
第 2、会期決定の件
第 3、永年在職議員表彰の件
第 4、議長の辞職について許否決定の件
第 5、副議長の辞職について許否決定の件
第 6、常任委員長及び同副委員長の辞職について許否決定の件
第 7、常任委員の所属委員会変更の件
第 8、議会運営委員の辞職について許否決定の件
第 9、知事の説明
第10、議席の一部変更の件
第11、休会の件
      ――――――――――――――――――――
本日の会議に付した案件
    日程第1から日程第4まで議事日程に同じ
追 加、議長選挙の件
第 5、副議長の辞職について許否決定の件
追 加、副議長選挙の件
第 6、常任委員長及び同副委員長の辞職について許否決定の件
第 7、常任委員の所属委員会変更の件
追 加、常任委員長及び同副委員長選任の件
第 8、議会運営委員の辞職について許否決定の件
追 加、議会運営委員選任の件
追 加、議会運営委員長及び同副委員長選任の件
第 9、知事の説明
第10、議席の一部変更の件
第11、休会の件
      ――――――――――――――――――――
午前10時30分開会
 出  席  議  員    46名
   1 番  淡 路 定 明    2 番  田 口   聡
   3 番  山 内 梅 良    4 番  三 浦 英 一
   5 番  こだま 祥 子    6 番  渡 部 英 治
   7 番  門 脇 光 浩    8 番  平 山 晴 彦
   9 番  柴 田 正 敏    10番  鈴 木 洋 一
   11番  加 成 義 臣    12番  渋 谷 正 敏
   13番  川 口   一    14番  瀬田川 栄 一
   15番  中 田   潤    16番  杉 江 宗 祐
   17番  京 野 公 子    18番  大 関   衛
   19番  小 田 美恵子    20番  武 田 英 文
   21番  宮 腰   誠    22番  小田嶋 伝 一
   23番  木 村 友 勝    24番  加 藤 義 康
   25番  安 藤   豊    26番  土 谷 勝 悦
   27番  金 谷 信 栄    28番  鶴 田 有 司
   29番  冨 樫 博 之    30番  原   盛 一
   31番  石 田   寛    32番  高 松 和 夫
   33番  菅 原   昇    34番  菅 原 龍 典
   35番  穂 積   志    36番  大野 忠右エ門
   37番  佐 藤 健一郎    38番  中 泉 松之助
   39番  津 谷 永 光    40番  安 杖 正 義
   41番  佐々木 長 秀    42番  佐 藤 次 男
   43番  工藤 嘉左衛門    45番  北 林 康 司
   47番  辻   久 男    48番  北 林 照 助
      ――――――――――――――――――――
 地方自治法第121条による出席者
              知      事  寺 田 典 城
              副知事       西 村 哲 男
              出納長       品 田   稔
              知事公室長     竹 村 達 三
              総務企画部長    小 林 憲 一
              学術国際部長    河 村 俊 信
              健康福祉部長    京 屋   太
              生活環境文化部長  佐々木 松 彦
              農林水産部長    加 藤 清 美
              産業経済労働部長  佐 藤 文 一
              建設交通部長    小 玉 良 悦
              出納局長      佐 藤   忠
              総務企画部次長   加 藤 和 隆
              財政課長      前   健 一
              公営企業管理者 
              職務代理者     大 嶋 直 樹
              企業局長    
              教育委員会委員長  渡 部   聡
              教育長       小野寺   清
              選挙管理委員会   小 野 康 雄
              委員長職務代理者
              人事委員会     佐々木 順 子
              委員長職務代理者
              公安委員会委員長  藤 井   明
              警察本部長     杵 淵 智 行
              労働委員会会長   阿 部 讓 二
              代表監査委員    山 田 昭 郎
      ――――――――――――――――――――
○議長(鈴木洋一君) これより平成17年6月定例会を開会いたします。
 本日の会議を開きます。
 諸般の報告は朗読を省略いたします。
      ――――――――――――――――――――
          議  長  報  告    (朗読省略)
1、6月15日、知事から次の議案等が提出された。また、下段のとおり
 それぞれ関係委員会に付託した。
                          (付託委員会)
 (1) 議案第150号 平成17年度秋田県一般会計補 全 委 員 会
            正予算(第1号)
 (2) 議案第151号 平成17年度秋田県病院事業会 福祉環境委員会
            計補正予算(第1号)
 (3) 議案第152号 平成17年度秋田県電気事業会 商工労働委員会
            計補正予算(第1号)
 (4) 議案第153号 秋田県監査委員の選任について
 (5) 議案第154号 秋田県監査委員の選任について
 (6) 議案第155号 秋田県公安委員会の委員の任命
            について
 (7) 議案第156号 秋田県収用委員会の委員の任命
            について
 (8) 議案第157号 秋田県行政機関設置条例の一部 総務企画委員会
            を改正する条例案
 (9) 議案第158号 一般職の任期付職員の採用等に 同
            関する条例の一部を改正する条
            例案
 (10) 議案第159号 県議会議員の報酬および費用弁 同
             償等に関する条例等の一部を改
             正する条例案
 (11) 議案第160号 職員等の旅費に関する条例等の 同
             一部を改正する条例案
 (12) 議案第161号 秋田県退職年金等および退職一 同
             時金等に関する条例の一部を改
             正する条例案
 (13) 議案第162号 秋田県県税条例の一部を改正す 同
             る条例案
 (14) 議案第163号 市町村の廃置分合に伴う関係条 同
             例の整理に関する条例案
 (15) 議案第164号 秋田県立大学条例の一部を改正 同
             する条例案
 (16) 議案第165号 秋田県水産振興センター条例の 同
            一部を改正する条例案
 (17) 議案第166号 秋田県社会福祉会館条例案   福祉環境委員会
 (18) 議案第167号 秋田県北部老人福祉総合エリア 同
            条例案
 (19) 議案第168号 秋田県中央地区老人福祉総合エ 同
            リア条例案
 (20) 議案第169号 秋田県南部老人福祉総合エリア 同
            条例案
 (21) 議案第170号 秋田県点字図書館条例案    同
 (22) 議案第171号 秋田県障害者自立訓練センター 同
            条例案
 (23) 議案第172号 秋田県知的障害福祉施設条例案 同
 (24) 議案第173号 秋田県太平療育園条例案    同
 (25) 議案第174号 秋田県小児療育センター条例案 同
 (26) 議案第175号 秋田県身体障害者更生訓練セン 同
            ター条例案
 (27) 議案第176号 秋田県児童会館条例案     同
 (28) 議案第177号 秋田県陽光園条例案      同
 (29) 議案第178号 秋田県健康増進交流センター条 同
            例及び秋田県総合保健センター
            条例の一部を改正する条例案
 (30) 議案第179号 市町村への権限移譲の推進に関 同
            する条例の一部を改正する条例
            案
 (31) 議案第180号 公の施設の管理を指定管理者に 同
            行わせるための生活環境文化部
            関係条例の整備等に関する条例
            案
 (32) 議案第181号 公の施設の管理を指定管理者に 農林水産委員会
            行わせるための農林水産部関係
            条例の整備等に関する条例案
 (33) 議案第182号 公の施設の管理を指定管理者に 商工労働委員会
            行わせるための産業経済労働部
            関係条例の整備等に関する条例
            案
 (34) 議案第183号 公の施設の管理を指定管理者に 建設委員会  
            行わせるための建設交通部関係
            条例の整備等に関する条例案
 (35) 議案第184号 市町村への権限移譲の推進に関 同
            する条例等の一部を改正する条
            例案
 (36) 議案第185号 市町村への権限移譲の推進に関 同
            する条例及び秋田県建築基準法
            関係手数料徴収条例の一部を改
            正する条例案
 (37) 議案第186号 公の施設の管理を指定管理者に 教育公安委員会
            行わせるための教育委員会関係
            条例の整備等に関する条例案
 (38) 議案第187号 秋田県警察組織条例の一部を改 同
            正する条例案
 (39) 議案第188号 交通事故に係る和解について  総務企画委員会
 (40) 議案第189号 市町の境界変更について    同
 (41) 議案第190号 公立大学法人国際教養大学が徴 同
            収する料金の上限の変更に関す
            る認可について
 (42) 議案第191号 交通事故に係る和解について  福祉環境委員会
 (43) 議案第192号 交通事故に係る和解について  農林水産委員会
 (44) 議案第193号 工事請負契約の締結について  同
 (45) 議案第194号 平成17年度県営土地改良事業 同
            に要する経費の一部負担の変更
            について
 (46) 議案第195号 平成17年度高能率生産団地路 同
            網整備事業に要する経費の一部
            負担の変更について
 (47) 議案第196号 工事請負契約の締結について  商工労働委員会
 (48) 議案第197号 財産の貸付けの変更について  同
 (49) 議案第198号 交通事故に係る和解について  建設委員会  
 (59) 議案第199号 工事請負変更契約の締結につい 同
            て
 (51) 議案第200号 工事請負変更契約の締結につい 同
            て
 (52) 議案第201号 平成17年度都市計画事業に要 同
            する経費の一部負担の変更につ
            いて
 (53) 議案第202号 工事請負変更契約の締結につい 同
            て
 (54) 議案第203号 工事請負変更契約の締結につい 同
            て
 (55) 議案第204号 平成17年度急傾斜地崩壊対策 同
            事業に要する経費の一部負担の
            変更について
 (56) 議案第205号 平成17年度港湾事業に要する 同
            経費の一部負担の変更について
 (57) 議案第206号 財産の取得について      同
 (58) 議案第207号 交通事故に係る和解について  教育公安委員会
 (59) 議案第208号 交通事故に係る和解について  同
 (60) 議案第209号 交通事故に係る和解について  同
 (61) 議案第210号 交通事故に係る和解について  同
 (62) 議案第211号 交通事故に係る和解について  同
 (63) 議案第212号 交通事故に係る和解について  同
 (64) 議案第213号 交通事故に係る和解について  同
 (65) 議案第214号 交通事故に係る和解について  同
 (66) 議案第215号 交通事故に係る和解について  同
 (67) 議案第216号 交通事故に係る和解について  同
 (68) 議案第217号 交通事故に係る和解について  同
 (69) 議案第218号 交通事故に係る和解について  同
 (70) 議案第219号 交通事故に係る和解について  同
 (71) 議案第220号 交通事故に係る和解について  同
 (72) 議案第221号 交通事故に係る和解について  同
 (73) 報告第 36 号 平成16年度秋田県継続費繰越
            計算書の報告
 (74) 報告第 37 号 平成16年度秋田県繰越明許費
            繰越計算書の報告
 (75) 報告第 38 号 平成16年度秋田県電気事業会
            計予算繰越計算書の報告
 (76) 報告第 39 号 平成16年度秋田県工業用水道
            事業会計予算繰越計算書の報告
 (77) 報告第 40 号 交通事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (78) 報告第 41 号 交通事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (79) 報告第 42 号 交通事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (80) 報告第 43 号 交通事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (81) 報告第 44 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (82) 報告第 45 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (83) 報告第 46 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (84) 報告第 47 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (85) 報告第 48 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (86) 報告第 49 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (87) 報告第 50 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (88) 報告第 51 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (89) 報告第 52 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (90) 報告第 53 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (91) 報告第 54 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (92) 報告第 55 号 道路事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
 (93) 報告第 56 号 交通事故に係る和解及び損害賠
            償の専決処分報告
               総務企画委員会 13件
               福祉環境委員会 18件
               農林水産委員会  6件
               商工労働委員会  5件
               建 設 委員会 13件
               教育公安委員会 18件
1、6月15日、議長鈴木洋一君から別紙のとおり議長の辞職願が提出さ
 れた。
1、6月15日、副議長穂積志君から別紙のとおり副議長の辞職願が提出
 された。
1、6月15日、次の者から常任委員長及び同副委員長の辞職願が提出さ
 れた。
               総務企画委員長   小 田 美恵子
               福祉環境委員長   石 田   寛
               農林水産委員長   武 田 英 文
               商工労働委員長   安 藤   豊
               建 設 委員長   大 関   衛
               教育公安委員長   川 口   一
               総務企画副委員長  杉 江 宗 祐
               福祉環境副委員長  金 谷 信 栄
               農林水産副委員長  瀬田川 栄 一
               商工労働副委員長  原   盛 一
               建 設 副委員長  小田嶋 伝 一
               教育公安副委員長  冨 樫 博 之
1、6月15日、次の者から議会運営委員の辞職願が提出された。
    安 杖 正 義    中 泉 松之助    大 関   衛
    柴 田 正 敏    土 谷 勝 悦    三 浦 英 一
    渋 谷 正 敏
1、6月15日、別紙のとおり常任委員の所属委員会の変更申出書が提出
 された。
1、教育委員会に送付した請願の処理の経過及び結果の報告のあったもの
 は、別紙のとおりである。
1、議長が議員の派遣を決定したものは、別紙「議員派遣一覧(議長決 
 定)」のとおりである。
1、監査委員から例月出納検査の報告のあったものは、別紙(5月9日付
 及び6月7日付)のとおりである。
      ――――――――――――――――――――
平成17年6月15日
秋田県議会副議長 
      穂  積     志 殿

               秋田県議会議長
                    鈴  木  洋  一

        辞   職   願

 今般、都合により議長の職を辞したいから、許可されるよう願い出ます。

      ――――――――――――――――――――
平成17年6月15日
秋田県議会議長
   鈴  木  洋  一  殿

               秋田県議会副議長
                    穂  積     志

        辞   職   願

 今般、都合により副議長の職を辞したいから、許可されるよう願い出ます。

      ――――――――――――――――――――

  印刷会社様
   印刷時、「常任委員の所属委員会変更申出一覧」
   表を挿入してください。

      ――――――――――――――――――――
    【教育委員会に送付した請願の処理の経過及び結果については巻
     末に登載】
      ――――――――――――――――――――
        議 員 派 遣 一 覧 (議長決定)
 1 平成17年度北海道・東北六県議会議員研究交流大会
  (1)派遣の目的 平成17年度北海道・東北六県議会議員研究交流大会
         に出席のため
  (2)派遣期間  平成17年5月30日〜平成17年5月31日(2
         日間)
  (3)派遣地   福島市
  (4)派遣議員  北林康司議員、鈴木洋一議員、原盛一議員、小田美恵
         子議員、大関衛議員、柴田正敏議員、穂積志議員、渡
         部英治議員、三浦英一議員、工藤嘉左衛門議員、川口
         一議員、佐々木長秀議員、小田嶋伝一議員
 2 平成17年度秋田県警察逮捕術大会
  (1)派遣の目的 平成17年度秋田県警察逮捕術大会に出席のため
  (2)派遣期間  平成17年6月1日(1日間)
  (3)派遣地   秋田市
  (4)派遣議員  川口一議員(教育公安委員長)
      ――――――――――――――――――――
     平成17年3月分例月出納検査報告書   登載省略
     平成17年4月分例月出納検査報告書
      ――――――――――――――――――――
○議長(鈴木洋一君) 議事に先立ちまして、新任者を紹介いたします。
 知事公室長竹村達三君。
    【知事公室長(竹村達三君)議場中央に進み、一礼、「よろしく
     お願いいたします」と述ぶ】(拍手)
○議長(鈴木洋一君) 総務企画部長小林憲一君。
    【総務企画部長(小林憲一君)議場中央に進み、一礼、「よろし
     くお願いします」と述ぶ】(拍手)
○議長(鈴木洋一君) 学術国際部長河村俊信君。
    【学術国際部長(河村俊信君)議場中央に進み、一礼、「よろし
     くお願いいたします」と述ぶ】(拍手)
○議長(鈴木洋一君) 生活環境文化部長佐々木松彦君。
    【生活環境文化部長(佐々木松彦君)議場中央に進み、一礼、 
     「よろしくお願いします」と述ぶ】(拍手)
○議長(鈴木洋一君) 農林水産部長加藤清美君。
    【農林水産部長(加藤清美君)議場中央に進み、一礼、「どうぞ
     よろしくお願いいたします」と述ぶ】(拍手)
○議長(鈴木洋一君) 産業経済労働部長佐藤文一君。
    【産業経済労働部長(佐藤文一君)議場中央に進み、一礼、「ど
     うぞよろしくお願いいたします」と述ぶ】(拍手)
○議長(鈴木洋一君) 出納局長佐藤忠君。
    【出納局長(佐藤忠君)議場中央に進み、一礼、「どうぞよろし
     くお願いいたします」と述ぶ】(拍手)
○議長(鈴木洋一君) 以上で紹介を終わります。
 日程第1、会議録署名員決定の件を議題といたします。
 お諮りします。会議録署名員には、45番北林康司君、4番三浦英一君、2番田口聡君、以上の3名にお願いしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(鈴木洋一君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りします。本定例会の会期は、本日から7月1日までの17日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(鈴木洋一君) 御異議ないものと認めます。会期は17日間と決定されました。
 次に、日程第3、永年在職議員表彰の件を議題といたします。
 秋田県議会議員として在職30年に達せられました北林照助君の永年の功労に対し、本議会の議決をもって表彰したいと思います。
 また、表彰状の文案は議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(鈴木洋一君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
    【48番(北林照助君)自席から議場中央の被表彰者席に移る】
○議長(鈴木洋一君) 議長において起草いたしました表彰状を朗読いたします。(起立)

          表    彰    状
  北 林 照 助 様
   あなたは秋田県議会議員としてその職にあること30年におよび永
  く県政伸展のため力を尽くされました
   よってあなたの多年の功労に対し特に本議会の議決をもって表彰し
  ます
     平成17年6月15日
                        秋 田 県 議 会

 (着席) これより表彰状の贈呈を行います。
    【議長、被表彰者席に赴き、北林照助君に対し、表彰状及び記念
     品を贈呈す。(拍手)議長席に復す】
○議長(鈴木洋一君) 知事から記念品の贈呈があります。
    【寺田知事、被表彰者席に赴き、北林照助君に対し、記念品を贈
     呈す。(拍手)知事席に復す】
○議長(鈴木洋一君) 北林照助君から発言を求められておりますので、これを許します。
    【48番(北林照助君)登壇】(拍手)
○48番(北林照助君) ただいま本会議の議決をもちまして永年在職の表彰を受けましたことは、私にとりまして身に余る光栄であります。
 これまで議会人としての職責を全うすることができましたのも、先輩、同僚議員の皆様の御厚情と御指導のたまものであり、これまでの温かい御交誼に、この場をおかりいたしまして改めて心から御礼申し上げます。
 本日、皆様のお力添えにより、このような大きな表彰の栄に浴することができましたが、今後は初心に返り、微力ではありますが、県勢発展のため努力していく所存でありますので、議員の皆様のこれまでと変わらない御厚志をお願い申し上げ、御礼のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手)
    【48番(北林照助君)自己の議席に復す】
○議長(鈴木洋一君) 副議長と交代いたします。
    【議長(鈴木洋一君)議長席を退き退場し、副議長(穂積志君)
     議長席に着く】
○副議長(穂積志君) 次に、日程第4、議長の辞職について許否決定の件を議題といたします。
 議長鈴木洋一君から、お手元に配付してありますとおり議長の辞職願が提出されております。
 直ちに起立により採決いたします。鈴木洋一君の議長の辞職を許可することに賛成の方、御起立願います。
    【賛成者起立】
○副議長(穂積志君) 起立者多数であります。よって、鈴木洋一君の議長の辞職は許可されました。
    【10番(鈴木洋一君)入場】
○副議長(穂積志君) お諮りします。ただいま議長が欠員となりましたので、議長選挙の件を本日の日程に追加し、直ちに議長の選挙を行うことにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○副議長(穂積志君) 御異議ないものと認めます。日程は追加されました。
 議長の選挙を行います。選挙は投票により行います。
 投票用紙を配付させます。
    【書記投票用紙を配付す】
○副議長(穂積志君) 念のため申し上げますが、投票は単記無記名であります。投票用紙には被選挙人1名の氏名を記載願います。
 投票箱を改めさせます。
    【事務局長投票箱の空であることを示す】
○副議長(穂積志君) 投票箱は異状がないものと認めます。
 1番から順次投票願います。
    【各議員投票】
○副議長(穂積志君) 投票漏れはありませんか。
    【「なし」と呼ぶ者あり】
○副議長(穂積志君) 投票漏れはないものと認めます。投票は終了いたしました。
 これより開票いたしますが、秋田県議会会議規則第88条第4項の規定により、3人以上の立会人が必要であります。
 お諮りします。立会人には、8番平山晴彦君、25番安藤豊君、13番川口一君、以上の3名にお願いしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○副議長(穂積志君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。直ちに立ち会いをお願いします。
    【立会人登壇】
○副議長(穂積志君) 開票を行います。
    【立会人立ち会いの上開票す】
○副議長(穂積志君) 選挙の結果を報告いたします。出席議員46名、投票総数46票、符合いたします。有効投票45票、無効投票1票。無効投票は白票であります。
 得票を申し上げます。45票辻久男君、以上のとおりでありますが、この選挙の法定得票数は11.25票であります。よって、法定得票数に達し、かつ有効投票の最多数を得ました辻久男君が議長に当選されました。(拍手)
 辻久男君が議場におられますので、秋田県議会会議規則第88条第7項の規定により、議長当選の告知をいたします。
 ただいま議長に当選されました辻久男君を御紹介いたします。
    【47番(辻久男君)登壇】(拍手)
○47番(辻久男君) 一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
 ただいまの選挙によりまして、議員皆様方の御推挙を賜り、第60代の議長に就任することになりました。本議会の歴史と果たすべき使命を考えるとき、その責任の重さを改めて実感し、身の引き締まる思いであります。
 今や時代の流れは中央から地方へと大きく変わり、それに伴い、県議会の果たすべき役割もまた変革を迫られております。私は、その方向性をしっかりと見きわめ、議会機能を充実させていくことこそが、時代の要請、県民の負託にこたえるものと確信いたします。
 県議会での活発な議論を通して、活力のある議会活動を展開し、県民福祉の向上に尽くしてまいりたいと思います。
 議員の皆様の絶大なる御協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○副議長(穂積志君) 議長と交代いたします。
    【副議長(穂積志君)議長席を退き退場し、議長(辻久男君)議
     長席に着く】
○議長(辻久男君) ただいまから議事をとります。
 次に、日程第5、副議長の辞職について許否決定の件を議題といたします。
 副議長穂積志君から、お手元に配付してありますとおり副議長の辞職願が提出されております。
 直ちに起立により採決いたします。穂積志君の副議長の辞職を許可することに賛成の方、御起立願います。
    【賛成者起立】
○議長(辻久男君) 起立者全員であります。よって、穂積志君の副議長の辞職は許可されました。
    【35番(穂積志君)入場】
○議長(辻久男君) お諮りいたします。ただいま副議長が欠員となりましたので、副議長選挙の件を本日の日程に追加し、直ちに副議長の選挙を行うことにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。日程は追加されました。
 副議長の選挙を行います。選挙は投票により行います。
 投票用紙を配付させます。
    【書記投票用紙を配付す】
○議長(辻久男君) 念のため申し上げますが、投票は単記無記名であります。投票用紙には被選挙人1名の氏名を記載願います。
 投票箱を改めさせます。
    【事務局長投票箱の空であることを示す】
○議長(辻久男君) 投票箱は異状がないものと認めます。
 1番から順次投票願います。
    【各議員投票】
○議長(辻久男君) 投票漏れはありませんか。
    【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 投票漏れはないものと認めます。投票は終了いたしました。
 これより開票いたしますが、秋田県議会会議規則第88条第4項の規定により、3人以上の立会人が必要であります。
 お諮りします。立会人には、8番平山晴彦君、25番安藤豊君、13番川口一君、以上の3名にお願いしたいと思いますが、御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。直ちに立ち会いをお願いいたします。
    【立会人登壇】
○議長(辻久男君) 開票を行います。
    【立会人立ち会いの上開票す】
○議長(辻久男君) 選挙の結果を報告いたします。出席議員46名、投票総数46票、符合いたします。有効投票46票、無効投票ゼロ。
 得票を申し上げます。45票土谷勝悦君、1票山内梅良君、以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は11.5票であります。よって、法定得票数に達し、かつ有効投票の最多数を得ました土谷勝悦君が副議長に当選されました。(拍手)
 土谷勝悦君が議場におられますので、秋田県議会会議規則第88条第7項の規定により、副議長当選の告知をいたします。
 ただいま議長に当選されました土谷勝悦君を御紹介いたします。
    【26番(土谷勝悦君)登壇】(拍手)
○26番(土谷勝悦君) ただいま先輩、同僚議員の皆様の温かい御支援を賜り、副議長の重責を担うことになりました。まことに大任であり、この上ない光栄に存じます。
 もとより微力ではございますが、議長を補佐し、活気にあふれた議会運営と、県民の皆様にこたえる県議会を目指して、全力で頑張る覚悟でございます。皆様の御指導、御鞭撻、御協力をお願い申し上げ、私の就任のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。(拍手)
○議長(辻久男君) 次に、日程第6、常任委員長及び同副委員長の辞職について許否決定の件を議題といたします。
 お手元に配付してあります議長報告のとおり各常任委員長及び同副委員長から辞職願が提出されております。
 まず、各委員長の辞職について一括してお諮りいたします。総務企画委員長小田美恵子君、福祉環境委員長石田寛君、農林水産委員長武田英文君、商工労働委員長安藤豊君、建設委員長大関衛君、教育公安委員長川口一君、以上の各委員長の辞職を許可することにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。各委員長の辞職は許可されました。
 次に、各副委員長の辞職について一括してお諮りいたします。総務企画副委員長杉江宗祐君、福祉環境副委員長金谷信栄君、農林水産副委員長瀬田川栄一君、商工労働副委員長原盛一君、建設副委員長小田嶋伝一君、教育公安副委員長冨樫博之君、以上の各副委員長の辞職を許可することにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。各副委員長の辞職は許可されました。
 次に、日程第七、常任委員の所属委員会変更の件を議題といたします。
 お手元に配付してあります議長報告のとおり常任委員会所属変更の申し出があります。
 お諮りいたしますが、申し出のとおり、柴田正敏君、武田英文君、辻久男、こだま祥子君、安藤豊君、加藤義康君、宮腰誠君、小田嶋伝一君、以上八名は総務企画委員会に、大野忠右エ門君、鈴木洋一君、津谷永光君、杉江宗祐君、渋谷正敏君、佐々木長秀君、淡路定明君、以上七名は福祉環境委員会に、小田美恵子君、中泉松之助君、安杖正義君、渡部英治君、中田潤君、川口一君、石田寛君、京野公子君、以上八名は農林水産委員会に、鶴田有司君、冨樫博之君、北林照助君、瀬田川栄一君、土谷勝悦君、木村友勝君、高松和夫君、門脇光浩君、以上八名は商工労働委員会に、金谷信栄君、原盛一君、三浦英一君、工藤嘉左衛門君、佐藤次男君、以上五名は建設委員会に、大関衛君、佐藤健一郎君、北林康司君、穂積志君、菅原昇君、加成義臣君、田口聡君、以上七名は教育公安委員会に、それぞれ所属を変更することにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。常任委員の所属委員会は、ただいまお諮りしたとおり変更されました。
 お諮りします。常任委員長及び同副委員長選任の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。日程は追加されました。
 常任委員長及び同副委員長選任の件を議題といたします。
 お諮りします。本件は、議長の指名に一任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。
 指名いたします。総務企画委員長には武田英文君、同副委員長にはこだま祥子君、福祉環境委員長には渋谷正敏君、同副委員長には佐々木長秀君、農林水産委員長には小田美恵子君、同副委員長には京野公子君、商工労働委員長には瀬田川栄一君、同副委員長には冨樫博之君、建設委員長には金谷信栄君、同副委員長には佐藤次男君、教育公安委員長には菅原龍典君、同副委員長には大関衛君を指名いたします。
 常任委員長及び同副委員長は、ただいまの指名のとおり選任されました。
 次に、日程第八、議会運営委員の辞職について許否決定の件を議題といたします。
 お手元に配付してあります議長報告のとおり、安杖正義君、中泉松之助君、大関衛君、柴田正敏君、土谷勝悦君、三浦英一君、渋谷正敏君から議会運営委員の辞職願が提出されております。
 お諮りしますが、申し出のとおり各議会運営委員の辞職を許可することにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。各議会運営委員の辞職は許可されました。
 お諮りします。ただいま議会運営委員が七名欠員になりましたので、議会運営委員選任の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。日程は追加されました。
 議会運営委員選任の件を議題といたします。議会運営委員には、平山晴彦君、武田英文君、鶴田有司君、北林康司君、渡部英治君、中田潤君、川口一君を選任することにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 さらにお諮りします。議会運営委員長及び同副委員長選任の件を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。日程は追加されました。
 議会運営委員長及び同副委員長選任の件を議題といたします。
 お諮りしますが、本件は議長の指名に一任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認めます。
 指名いたします。議会運営委員長には鶴田有司君、同副委員長には安藤豊君を指名いたします。
 議会運営委員長及び同副委員長は、ただいまの指名のとおり選任されました。
 次に、日程第9、知事の説明を行います。知事の発言を許します。
    【知事(寺田典城君)登壇】
○知事(寺田典城君) 皆様おはようございます。
 今定例会におきましては、補正予算案及びその他の案件について御審議をお願いするものでありますが、提出議案の説明に先立ち、所信の一端を申し上げます。
 初めに、去る4月25日のJR福知山線の脱線事故について申し上げます。
 この事故では、100名を超えるとうとい命が犠牲になりました。衷心よりお見舞い申し上げますとともに、御遺族や事故に遭われた皆様方が心身ともに1日も早く回復されますよう、切に願っております。
 さて、国が公表いたしました、ことし1月から3月期における国内総生産の実質成長率は、地域別にはなお回復のテンポにずれが見られるものの、年率換算で4.9%と、国全体としては、景気の踊り場脱出に向け展望が開けつつあります。その要因としては、何よりも民間企業が自立走行を目指し、経営資源の選択と集中など、徹底した合理化や事業の再構築に取り組んできたことが実を結んだものと考えております。
 こうした中で、我が国の財政は、国、地方を通じた長期債務残高が平成17年度末で770兆円余りに達するほか、国のプライマリーバランスが16兆円の赤字となるなど危機的な状況に陥っており、このまま推移すると日本経済に大きな悪影響を及ぼすことになります。
 国、地方を問わず、現行制度のまま財政運営を続ければ、歳出は社会保障給付や公債費などを中心にふえ続け、数年先には破局のスパイラルに陥ると思います。そのような事態を回避するには、インフレの政策的誘導や債務の凍結といった手法が許されない以上、国民の負担と受益の見直しも含め、財政均衡の道筋を示した上で、行政コストの削減など実効ある財政構造改革を速やかに行うことが唯一の選択肢であります。
 それには、国、県、市町村を通じた行政事務の重複やむだを省くことはもちろん、行政部門みずからがスリムになるなど、国民の理解が得られる徹底した行政改革を推進することが急務であります。特に、公務員については、地域の民間給与との格差や社会常識とかけ離れた手当の支給などが指摘されておりますが、その実情についての透明度を高めるとともに、真摯に改革を進めていく必要があります。
 また、現在進められている三位一体の改革についても、地方の自立がなされて初めて国の発展が可能になるという地方分権の推進をその基本理念に置くとともに、こうした財政危機の打開に資する改革としていくことが求められております。
 今年の大きな焦点となるのは、6,000億円の税源移譲の内容や、暫定的に措置された義務教育費国庫負担金の取り扱い、地方交付税の改革などであります。このことについては、まず、地方の総意として、改めて6,000億円の税源移譲に結びつく国庫補助負担金廃止リストを取りまとめ、提示していくことが大切であります。義務教育費国庫負担金については、これまでの経緯を踏まえ、小異を捨て、税源移譲を求めていくべきものと思います。また、地方交付税については、税源移譲に伴い、地方公共団体間の財政力格差が拡大すると見込まれることから、財源調整機能を十分に発揮させるとともに、国、地方の役割分担を明確にした上で、財源保障機能を維持する必要があると考えております。
 本県においては、日本一簡素で効率的な行財政運営を確立し、新たな行政ニーズに対応できるよう、この4月から新行財政改革推進プログラムをスタートさせました。国の改革の動向にかかわらず、本県が生き残っていくためには、このプログラムを着実に実施していく必要があります。このため、先例にとらわれることなく、施策・事業、業務のあり方等を通年ベースで大胆に見直しを行う、いわゆるスプリングレビューに着手し、職員が一体となって推進していくこととしております。県がみずから改革できることはまず実践するという信念を持ち、不断の努力を積み重ねてまいります。
 今日、時代は大きな転換期にあります。我が国は、経済のグローバル化や人口減少社会といった時代の潮流の中、限りある資源や地球温暖化といった世界レベルでの中・長期的諸課題にも取り組みつつ、間近に迫っているさまざまな課題にも的確に対処する必要があります。
 まず、団塊の世代が社会の第一線をリタイアする2007年問題があります。このことは、地域にさまざまな課題をもたらす一方、新たな活力を創出することが期待されます。持続発展する社会を目指していくためには、若い世代や女性の力をどのように活用するのか、それにこたえる新しいシステムをつくる必要があると思います。また、企業においては、パート社員や派遣社員など非正規社員が大きな割合を占めるようになり、就業形態が大きく変化する中で、フリーターに加え、ニートと呼ばれる若者も増大し、社会問題化しております。所得格差が拡大しており、それがもたらす階層分化への対応も新たな課題であると思います。さらに、医療、介護、年金については、持続可能な制度の再構築に向け、今後、議論が本格化してまいります。
 これからの地方は、こうした我が国の進路を大きく左右する動向を見据えつつ、地方分権型の行財政システムのもと、地域が抱えるさまざまな課題に的確に対応しながら、まず、みずからが元気で活力のある地域社会の形成に全力を注ぐ必要があります。
 このような時代認識に立って、今年度は、これからの県勢発展の指針となる、あきた21総合計画第3期実施計画を策定してまいります。以下、その基本的な考え方を申し上げます。
 このたびの計画では、「時と豊かに暮らす秋田」の実現に向けて、県民の皆様とともに目指す、計画期間中の具体的な県民目標や発展戦略を提案したいと考えております。
 まず、県民目標としては、「ふるさと」秋田づくりを掲げたいと思います。
 本県は、県民歌に「山水みなこれ詩の国秋田」とうたわれる美しい自然環境を有しており、こうした環境のもとはぐくまれてきた各地域は、独特の農村景観と文化を形成し、私たちに安らぎを与えるとともに、心のよりどころにもなっております。これを県民共有の財産として守り育て、資源循環型社会への転換、都市と農村の交流、地産地消といった動きと関連づけ、「ふるさと」秋田づくりを県民運動として進めてまいりたいと思います。
 次に、県勢の発展を図るための戦略として、誇りと自信を持てる元気な秋田づくりを掲げたいと考えております。
 その一つ目としては、社会の活力を支える産業の振興であります。例えば、あきた企業活性化センターを十分に活用し、人、企業、公設試験研究機関など多様な主体がネットワークを形成しながら、創業、経営革新、技術移転やマーケティングなど経営全般についてワンストップで支援してまいります。これにより、多くのもうかる企業を掘り起こし、産業の一層の振興と雇用の拡大につなげてまいります。
 また、農業については、消費者や市場を重視した活動を強化し、あきたブランドの展開を基本としながら、地域ぐるみの複合経営を促していくことにより、力強い農業を構築してまいりたいと思います。
 二つ目は、グローバル化社会に対応した地域の活性化を図ることであります。国際定期コンテナ貨物が順調に増加している中で、貿易など対岸を見据えた活動を活発化させていくことにより、新たな可能性を広げ、飛躍につなげることができると思います。昨年5月に秋田県貿易促進協会が設立されたほか、意欲的な企業の経済交流活動が見られるようになってまいりましたが、県もこうした活動を積極的に後押しし、国内外に開かれた存在感のある秋田を形成してまいりたいと考えております。
 三つ目として、活気と賑わいのある地域社会を創造することにより、元気で住みよい秋田づくりを進めたいと思います。これまで以上に、住民やさまざまな団体・企業が目的意識を持ち、積極的に地域づくりに取り組むことが大切であり、県全体の活性化にもつながると思います。例えば、本県の農業分野における女性の起業件数は全国第1位となっており、この方々による売上高はおよそ40億円となっておりますが、そうした地域には活気があります。今後とも、女性が能力を発揮し、コミュニティービジネスなどに人々が意欲的に挑戦できる環境づくりや行政との協働を進めてまいります。
 また、本県が持続的に発展するためには、人づくりが重要であります。最近、首都圏などにおいて、積極果敢にビジネスを展開する若い企業人が多くなってまいりました。また、県内においても、若くして企業を興し成功しているグループや、主体的に地域づくりに取り組むNPO・ボランティアなど、これまでにない動きが目立つようになってまいりました。こうした流れを加速していくためにも、自立心を育てるなど、特色ある学校教育を重点的に進めるとともに、県立大学や国際教養大学などにおいて、実践力を重視した高等教育を行い、本県の未来を担う人材の育成を図ってまいります。
 例えば、来年4月の公立大学法人化を目指す県立大学においては、アグリビジネス学科を設置し、大規模圃場を活用した、他に見られない教育を進めてまいりたいと思います。また、国際教養大学においては、多彩な外国人教員やすべての授業を英語で行うなど特色ある教育を行っておりますが、このたび、専門誌で高い評価を受けました。人づくりにおいては、本県ならではの方法により、秋田の将来を切り開く大きな力を育ててまいりたいと思います。
 計画の策定に当たっては、県民目標と発展戦略を明らかにするほか、地域計画を重視するなど八項目の策定方針を掲げておりますが、私が県民の皆様に約束いたしましたマニフェストについても計画に盛り込み、その実現に努めてまいります。
 また、議会を初め、できるだけ多くの県民の皆様と広範な意見交換を行い、計画に反映させてまいりたいと考えております。
 次に、県政をめぐる最近の状況と県の対応について説明いたします。
 まず、最近の県内経済・雇用の動向について申し上げます。
 県内の製造業は、輸送機械が好調を維持しておりますが、電気機械では生産額が減少しており、また、木材・木製品も生産減少に転じたことなどから、製造業全体の生産額は減少傾向にあります。一方、個人消費は、飲食料品などで堅調な動きを示し始めており、総じて県内の景況は横ばい状態にあります。
 雇用については、有効求人倍率がわずかずつではありますが、2カ月連続で低下し、4月は0.58倍となっております。一方、今春の高校卒業者の就職決定率は、全国第3位の97%と前年同期を3.5ポイント上回っております。
 次に、農作物の生育状況について申し上げます。
 まず、水稲については、田植え後の好天に恵まれ、順調に生育しております。野菜は、アスパラガスの春どりなど、一部露地栽培では春先の低温の影響が出ておりますが、生育のおくれは徐々に回復しつつあります。果樹のうち、リンゴ、ナシについては生育がおくれており、特に中央部のナシは、昨年の潮風害により実の着く量が少ないところもありますので、樹勢を回復させる等の指導を強化しております。
 次に、市町村合併について申し上げます。
 本県の市町村合併は、関係市町村の努力と熱意により大きく進展し、今年度は、6月20日の大館市を皮切りに、秋には仙北市、にかほ市、横手市が、また来年3月には、三種町、能代市、八峰町が誕生する予定となっております。昭和47年以来続いてきた69市町村の枠組みが25市町村に再編され、本県の地方自治は、新しい時代を迎えようとしております。県としては、新たな市町村が自立・発展できるよう、積極的にサポートしてまいります。
 次に、子育て支援策について申し上げます。
 県では昨年来、子育てに係る経済的支援策について全体的な見直しを進めてまいりましたが、所得制限や自己負担を導入しながら、支援対象をすべての子育て家庭に拡大することを基本に、新たな支援制度を創設したいと考えております。
 保育料については、第1子や第2子も含め、1歳以上のすべての子供に支援対象を拡充するとともに、新たにゼロ歳児の養育に対する支援金制度を創設したいと思っております。
 また、乳幼児医療費については、一定の自己負担をお願いするものでありますが、病院、薬局を基本として、1カ月当たりの負担限度額を設けるとともに、ゼロ歳児や低所得世帯に配慮してまいりたいと考えております。
 こうした子育て支援対策のみならず、少人数学習の推進や教育施設の整備など、教育の充実を図ることは県政の最重要課題であり、引き続き強力に推し進めていく必要があります。このため、徹底した行財政改革により必要な財源を生み出すことはもとより、新たな県民負担の導入をも視野に入れた検討が必要であると考えており、今後、県民の皆様と幅広い議論を進めてまいりたいと思います。
 次に、米の不正流通問題に端を発した全農秋田県本部の再生対策について申し上げます。
 この問題については、全農グループとして、国が指摘した諸問題に対し組織を挙げて早急かつ抜本的な対策を講じていただきたいと思います。特に、全農秋田県本部では、独自に再生検討委員会を設置し、再生に向けた具体的な取り組みを検討しておりますので、県としても、これに参画しながら、再発防止策の内容と実施方策などについて率直に意見を申し述べるとともに、県本部の再生と一刻も早い米の入札取引への復帰に向けてサポートしてまいります。
 次に、男鹿水族館に展示されるホッキョクグマについて申し上げます。
 これまで県民の皆様に大変心配をかけておりましたが、このたび、オーストラリアの水族館の協力のもと、ロシアから雄のホッキョクグマを入手することができ、去る6月8日に無事水族館に到着いたしました。近日中には、県民の皆様へお披露目の予定でありますが、これを機に、多くの皆様から足を運んでいただき、GAOのシンボルとしてかわいがっていただければと思います。
 次に、真木ダムについて申し上げます。
 この問題については、ダムの建設中止を前提としつつ、本定例会に調査費を計上しておりますが、斉内川の治水や上水道の水源などの調査を行った上で代替案を取りまとめたいと考えております。年内には地元の皆様に説明を行い、理解が得られるよう努めてまいります。
 次に、入札手続等をめぐる不適切な事務処理について申し上げます。
 最近の県発注工事の入札等において、不適切な事務処理が続くとともに、入札参加資格を有しない者を誤って格付名簿に登載したほか、農業試験場においては、物品購入の際、不適切な会計処理が行われていたことが判明いたしました。
 県民の皆様の信頼を著しく損なうとともに、入札参加者や関係者に御迷惑をおかけしたことはまことに遺憾であり、心よりおわび申し上げます。
 こうした事態が続いたことを重く受けとめ、その原因を究明し、再発防止に向けて入札制度の運用のあり方を再検討するとともに、改めて仕事の進め方や職員のチェック体制を見直すなど実効性のある対策を講じ、職員一丸となって信頼回復に努めてまいります。
 次に、提出議案の主なものについて説明申し上げます。
 今回の補正予算案は、当初予算が骨格予算であったことから、公共事業等の新規箇所に係る事業や割り当て内示のあった国庫補助事業のほか、喫緊の行政課題に対応する新たな県単独事業等を中心として計上いたしております。
 まず、一般公共事業については、土地改良、林野、砂防などの事業に15億5,411万円、国直轄事業負担金として、河川事業等に7億9,525万円を計上いたしております。また、県単独投資事業については、道路事業に24億1,082万円を計上いたしております。
 「みんなが安心して活躍できる健康長寿社会の実現」については、社会福祉法人や市町村が行う特別養護老人ホームの整備に対して、これまでの国庫補助事業に加え、県単独事業として新たに助成するほか、地域医療の充実を図るため、医療機器の設備整備を行う公的医療機関に対して支援してまいります。また、看護職員の養成と安定的な確保を図るため横手市に移転することとした県立衛生看護学院の平成20年4月の開校に向け、基本・実施設計等に着手いたします。
 「快適で安全な生活を支える環境の整備」については、安全・安心なまちづくりを目指し、防犯マニュアルの策定・普及や地域における防犯活動を担う人材の育成に努めてまいります。
 「個性と創造力を育む教育の推進」については、学校における安全を確保するため、学校安全ボランティアを養成するとともに、小・中学生の算数・数学の学力向上を図るため、県内すべての小・中学校を対象に、各単元ごとに共通のテストを行い、レベル向上に努めることとしております。また、県南地区における定時制高等学校の基幹校を横手工業高校敷地内に新築することとし、平成20年4月の開校に向け、基本・実施設計等に着手いたします。
 「豊かな自然と調和した個性あふれる農林水産業の振興」については、地域農業の担い手となる農業法人等を育成するため、地域・集落等の創意工夫に基づく、アグリビジネス創出活動を支援してまいります。林業については、県産材を活用した公共施設の整備を行う市町村に助成するとともに、機械化による生産コストの低減と原木の安定供給を促進するため、基幹作業道を開設し、効率的な生産体制の確立を図ります。
 「暮らしと産業を豊かにする情報化先進県秋田の創造」については、携帯電話が利用できない地域において、市町村が行う移動通信用鉄塔施設整備に対して、これまでの国庫補助事業に加え、新たに県独自の助成制度を創設し、支援してまいります。
 環日本海など国内外との交流促進については、今年はブラジル秋田県人会の創立四十五周年に当たることから、記念式典等に出席し、本県出身の皆様と親しく交流を深めるため、10月に訪問団を派遣したいと思います。
 「潤いとやすらぎを提供する農山漁村空間の創造」については、間伐材を有効活用した農道や水路等を地域住民が直接施工する際の維持保全活動に対して助成してまいります。
 そのほか、納税者の利便性を高めるとともに、収納事務の効率化を図るため、コンビニエンスストアにおいて自動車税の収納ができるよう、電算システムの改修に着手いたします。
 以上、補正予算案の概要を申し上げましたが、一般会計補正額は、105億3,886万円となり、これを既定予算に加えますと、6,655億786万円となります。今回の補正予算に要する一般財源は、22億5,727万円でありますが、繰越金等を充てております。
 次に、単行議案の主なものについて申し上げます。
 秋田県監査委員の選任については、一部委員の辞任及び任期満了に伴う後任の選任について、議会の御同意をお願いしようとするものであります。
 秋田県公安委員会の委員の任命について及び秋田県収用委員会の委員の任命については、それぞれ一部委員の任期満了に伴う後任の任命について、議会の御同意をお願いしようとするものであります。
 県議会議員の報酬および費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例案は、県議会議員の報酬月額及び知事等の給料月額について、平成18年6月30日までの間、一定の割合に相当する額を減ずる特例措置を継続しようとするものであります。
 職員等の旅費に関する条例等の一部を改正する条例案は、外国旅行に伴う特別の支度の必要性が薄れてきたことから、支度料を廃止しようとするものであります。
 また、公の施設の管理を指定管理者に行わせることができるようにするため、関係する条例案を提出しております。
 以上、提出議案の大要について申し上げたのでありますが、よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
○議長(辻久男君) 次に、日程第10、議席の一部変更の件を議題といたします。
 お諮りします。議席の一部をお手元に配付の議席表のとおり変更することにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
○議長(辻久男君) 次に、日程第11、休会の件を議題といたします。
 6月16日、17日及び20日の3日間は、休会とすることにして御異議ありませんか。
    【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(辻久男君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
午前11時54分散会

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